フォード新「フォーカス」のTV-CM

新しくなったフォード「フォーカス」のCMは、
自動車のパーツでできた楽器でアンサンブルを奏でるというもの。
若手の気鋭ディレクター、ノーム・ムーロ（Noam Murro）が演出を手がけています。
FORD Focus: "Beautifully Arranged"

オーケストラアンサンブルの醸し出す「上質感」を、
車のパーツでの再現という形で表現することで、
その「上質感」を新フォーカスに帰する、というコンセプトなのでしょう。

また、楽器というものは、演奏者の手に馴染んでこそいい音が出るもの。
パーツに分解されたこの車が、人間の手（身体）に非常に馴染むものであることも
含意しているのかもしれません。

上に挙げたのは60秒バージョン、フルバージョンもYouTubeにありました（リンク）。

車のCMで、パーツに分解するというのは、
ひとつの手法として確立しているのかもしれません。
ひとつひとつのパーツレベルでの自信の表明なのかな、と思いました。

なんといっても、代表的なものはやっぱりこれですよね。
私も大好きな一作です。
HONDA(UK) Accord: "Cog"