思想

「インターネット的なものへの欲望」

昨夏の自分の備忘録からヌキガキ。 「噂」という忘れられた社会現象が八〇年代の終わりに浮上したのは、それが次にやってくるコミュニケーションのいわば予兆であったからではないかと今のぼくは感じている。混線電話という八〇年代末の電話習俗も同様で、そ…

「モノの破壊」

自分のかつての備忘録からヌキガキ。 消費社会が存在するためにはモノが必要である。もっと正確にいえば、モノの破壊が必要である。 モノの『使用』はその緩慢な消耗を招くだけだが、急激な消耗において創造される価値ははるかに大きなものとなる。それゆえ…