「UNIQLOCK」の仕掛け人の意識。

私もこのブログの左側につけている「UNIQLOCK」の仕掛け人、
ファーストリテイリング社のクリエイティブ・マネジメント・ディレクター、
勝部健太郎氏のお話を聞く機会がありました。

いくつかキーワードを挙げて、それに沿って話していただいたのですが、
特に気になった部分をメモ。

  • 広告のR&D(としてのインターネット活用)
  • 広告は見たくないものであることを前提として設計する
  • 広告を「費用」から「資産」に転じる
  • 非連続的な思考をつなげる

もちろん、勝部氏の考える「広告の未来形」であるアドバテイメントは
ブランドやプロダクトによって合う、合わないはあると思いますが、
非常に刺激のあるお話でした。


さて、勝部氏曰く「ユニクロらしさ」とは

  • 個別最適が全体最適となっていること
  • 多様性

とのことですが、これには納得。


そしてその「多様性」は、
しかしながら各商品の根底で裏打ちされた「ベーシックさ」で強く結びつきます。


「時計」というとても基本的なものを題材とした「UNIQLOCK」と、
とてもベーシックなデザインででファンダメンタルなものを作るユニクロ
この両者のブレのなさは、考えるほど味わい深い気がします。


Link:UNIQLOCK