「広告代理店」

以前、山本直人さんのブログのエントリを引用して、
「広告会社なのか、広告代理店なのか」ということについて書きましたが(リンク)、
頭痛で臥せっていた今日の午前中、なぜかこのことが思い起こされました。


ちなみに山本さんのエントリから再度引用すると、


広告代理店、という表現、というかコトバを好まない人がいるらしい。広告会社、と呼ぶべきだと考えているようだ。
僕は「広告代理店」と書くがこれには意味がある。代理店=agencyはagentのいるところである。agentは「できないことを、代わりに実行する」人だ。まさに代理店である。
つまり、プロの中のプロなのだ。だが、あくまでも「代理」である。別の者に代理させた方が良い、ということならたちまち失職する。そういうリスクを背負いながら、プロとして働く。「代理店」という言葉には、そうした誇りと危うさがセットになったようなところがある。
それが、広告代理業の真実だと思う。

ということで「代理店」の矜持が書かれていましたが、
これが成り立つには「代理店」が何の「代理」をするか、という
スタンスに関わってくるなあ、といまさらながら思いました。


媒体社の代理人であるのか、広告主の代理人であるのか。


どっちであるべきかは自明なんですが。


関連エントリ:「『広告会社』と『広告代理店』」(2008年7月10日)
関連リンク:広告って何?