近場消費。
家で古い新聞を整理していたら目にした記事。
カラオケ各社が都市部への出店に力を入れる。繁華街立地が強みの企業だけでなく、シダックス・コミュニティー(東京・渋谷)、ヴァリック(横浜市)のように郊外で成長した大手も軸足を移す。景気減速で好立地の空き物件が増えたため。ガソリン高や飲酒運転の厳罰化で郊外店の来客数が減る中、都市部に飲食も充実させた店舗を出店し収益向上を目指す。
日本経済新聞, 2008年11月29日 夕刊.
おもしろい現象が起きていますね。
- 不動産市況の悪化による賃借料低下、好立地の空き物件増
- ガソリン高、飲酒運転の厳罰化による郊外店の来客数減
- レジャー費の抑制から、近場で安価に済ませられる娯楽が求められる
といった追い風が吹いています。
今朝のNHKのニュースでも言われていたように、
景気減速によって「家庭で過ごす」という消費スタイルは増加傾向。
今年はクリスマスケーキの予約状況は好調だそうです。