日経テレコン

ここ数ヶ月、以前と比べてよく見るようになった広告は、
日経新聞に掲載されている「日経テレコン21」の5段広告。


日経テレコンは日経4紙の他、ビジネス誌の記事を検索できる有料サービスで
非常に重宝しているのですが、問題は日経にとっては自社広告ということ。


つまり、日経新聞も枠を埋めるのに苦戦中ということ。


「新聞・テレビ複合不況」を特集していた先週の週刊ダイヤモンドでも、
「経済情報で圧倒的な強みを持っている」ことで
「新聞業界の"勝ち組"と目され、業界内では比較優位を保っている新聞社」と
評されている日経新聞ですが、楽観できる状況にはないことは確かです。


日本よりも状況は深刻なUSでは、折りしも大新聞社がひとつ破綻。


米新聞大手で「ロサンゼルス・タイムズ」などを発行するトリビューンが8日、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し事実上、経営破綻した。負債総額は約130億ドル(約1兆2,000億円)。米新聞業界は景気低迷に伴う広告収入減など事業環境の悪化に直面しており、業界再編が進む可能性がある。
トリビューンは「シカゴ・トリビューン」など12の新聞と23の地方放送局を抱え、売上高規模で米新聞3位。


日本経済新聞, 2008年12月9日 夕刊