ICC「君の身体を変換してみよ」展に行った。

大映像研究科の佐藤雅彦研究室と桐山孝司研究室による展示に行ってきました。
ICCのキッズプログラムということで、親子連れがやはり多かったものの、
身体情報のプログラム変換というテーマもあって大学生も結構いました。


身体の拡張、感覚のズレ、感覚の変換・転換がキーワードです。
語るより、聞くより、行って体感した方がよくわかると思うので多くは語りません。


六本木クロッシング」展(リンク)で出品されていた時には試さなかった
インスタレーション計算の庭」、今回は試してみました。


計算の庭

数字が記されたRFIDタグ内蔵のカードを選んで身につけて庭の中に入ります。計算式が記されたゲートを通過するごとに自動的に行なわれる演算によって、選んだ数字が「73」になればこの庭から出ることができます。《計算の庭》は「計算」という抽象的な概念を、参加者が数字に置き換わって「計算されること」をイメージしながら、身体を使って計算するための装置といえます。

「庭」から出るとこんな具合にたどった経路が数式によって可視化されます。


「庭」の中をたどった軌跡が、座標表示とかされたらもっとおもしろいだろうなあ。



ICCキッズ・プログラム2008「君の身体を変換してみよ」展
会場:NTTインターコミュニケーション・センター(初台、オペラシティ)
会期:2008年7月12日〜2008年8月31日
監修:東京藝術大学大学院 映像研究科 佐藤雅彦研究室+桐山孝司研究室
主催:NTTインターコミュニケーション・センター
協力:東京藝術大学、GOKOカメラ株式会社、トピックス、ユーフラテス、ベネッセ教育研究開発センター
Webサイト:http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Kidsprogram2008/index_j.html

関連エントリ:「ICC『君の身体を変換してみよ』展」(2008年7月10日)