「デザインスクールリーグ2008 デザインと新価値創造展」

デザイン関連の学校が集まってブース出展するイベントに、
その他いくつか企業もブースを出しているといったもの。


高校生が見たらとてもおもしろいだろうなあ、と思いました。
自分が高校生のときに見たらうっかり進路変わっちゃうかも知れません。


入ってすぐ、東北芸術工科大学での半期の授業の課題だったと思しい
カメラの「持ちやすい形」のデザインモデルがとてもわくわくしました。


大学に混ざって出展していた企業はスターフライヤー富士通電通など。


飛行機に乗るときいつも、席に備え付けの緊急時の注意書きとか、
機内安全ビデオとか、離陸前のCAの救命胴衣の説明とか、
すごく記号化されていて、デザイン的に優れているなあと思います。


電通のブースでは、電通S.P.A.T.チームの提唱する「ARCAS」モデルの説明と、
店舗で詰まれる段ボール箱を広告媒体にするというものについて。


そういえば、ここ1年くらいよく「自分ゴト化」という言葉を聞きますが、
電通のブースに「自分ゴト化(TM)」とあって、「あれ?」と思ったら、
この言葉、電通の提唱しているワードだったんですね。


「AISAS」にしても、「自分ゴト化」にしても、
市場をまとめてしまうワードを生み出すのがうまいなあと感心してしまいます。



「デザインスクールリーグ2008 デザインと新価値創造」展
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
会期:2008年7月26日〜2008年8月17日
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画運営:デザインスクールリーグ2008実行委員会
Webサイト:http://www.designhub.jp/exhibition_12.html

買いたい空気のつくり方―AISAS型購買行動に対応する広告・販促・陳列・接客等のアイデアを電通が提案

買いたい空気のつくり方―AISAS型購買行動に対応する広告・販促・陳列・接客等のアイデアを電通が提案

(追記 2008年8月4日)

「ARCAS」について一応メモ。


ARCASとは、Attention「注目し」/Remind「思い起こし」/Compare「比較し」/Action「買って」/Satisfy「満足する」という買い物客が店内に入ってから、お店を出るまでの行動を5つに細分化したものです。