タンジブルなシークエンサー「Beat Bearing」

これは、楽器好きの人にはたまらないのではないでしょうか。

タンジブル(参照)なリズムシークエンサーです。試してみたいです。
パチンコ玉のようなボールを置くと、音符として認識されるようです。


英国北アイルランドベルファストにあるクイーンズ大学内、
ソニック・アーツ・リサーチ・センター(SARC)に博士課程で在籍する
Peter Bennettさんによる制作。


彼の研究テーマは、


「マルチモーダルな音楽インターフェイスのためのインタラクティブデザインの技術」
"Interaction-Design Techniques for Multimodal Musical Interfaces"


 (Peter BennettさんのWebサイトより)

と、邦訳しづらいカタカナ語ばかりでちょっと戸惑ってしまいますが、
要は上の「Beat Bearing」では、音を「ボール」という形で表したように、
音という触れないものを、触れる形にするということ(と理解しました)で、
とても興味深いテーマです。


ちなみに「マルチモーダルインターフェイス」という言葉、
耳慣れない言葉だったので、Wikipediaからヌキガキしておきます。


マルチモーダル・インタフェースは、視覚・聴覚を含め、複数(multi)のコミュニケーションモードを利用し、システムとインタラクションを行う、インターフェースの様式(modal)のことを言う。最近では、視覚(例えば、ディスプレイやキーボード、マウス)によって行う操作を、声(出力に音声合成、入力に音声認識)におきかえる、音声インターフェースが積極的に開発されている。それ以外にも、タッチパネルによる操作や、仮想の物体を触りながら操作するインターフェースなども存在する。

視覚・聴覚以外にも触覚や力覚、前庭感覚、嗅覚などが利用される。バーチャルリアリティでは、視聴覚以外のインターフェースモードが積極的に利用される。


 (Wikipediaの項目「マルチモーダル・インタフェース」より)


via Boing Boing Gadgets