Google「Blog Converters」

コダ氏のブログで知ったニュース。


グーグル、ブログ乗り換え支援プロジェクト「Blog Converters」を発表
Googleは米国時間1月9日、オープンソースプロジェクト「Google Blog Converters」を発表した。ブログサービスの乗り換え支援を目指したものだ。
ブログをホスティングするためのパブリッシングシステムは、いろいろなものが普及している。サービスとして提供するところもあれば、利用者が各自のサーバで運営できるソフトウェアを提供しているところもある。しかし、いざインフラを変更しようと思い立つと、その道は険しい。情報がロックされているとか、情報を入手できなかったりとかいうわけでは必ずしもないのだが、ブログのパブリッシングシステムを乗り換える際の実際的な障壁は高い。
こうした現状に対処するために、実際に「Data Liberation」チームを擁しているGoogleが、Blog Convertersプロジェクトを発表した。同チームのJ.J. Lueck氏は、Blog Convertersプロジェクトに関するブログ投稿の中で、「LiveJournal」「MovableType」「WordPress」およびGoogleのブログサービス「Blogger」による出力フォーマット間の変換を実行する、Python言語で書かれたライブラリとスクリプトのコレクションを公開したと述べている。
つまり、出力したファイルを別のブログシステムが理解できるフォーマットに変換して、変換されたデータを新しいシステムに読み込ませることができるわけだ。これにより、Googleのサービスへと移行しやすくなる一方で、同社のサービスから離れるのも容易になる。


CNET Japan, 2009年1月13日.

異なるブログサービス、ソフトウェア間でのデータ移行時にフォーマットを"convert"してくれるサービス。
ブログの「引っ越し」を容易にします。


これは、ブログサービスの運営主体にとっては好機でもあり、危機でもある。
ただし、そうした見方はあくまで運営主体サイドの視点に基づくもので、
他方でこれは、より彼らの運営サービスを「インフラ」と位置付けるものであり、
同時にブロガーたちへと、その記事の著作権の帰属を促すようなサービスであると思う。


via CNET Japan thru さあ、行こーか。