今年もよろしくお願いいたします。

2009年が明けました。


USの金融不安、そして金融危機に端を発する世界的な経済後退に突入したことで、
改めて経済のグローバル化を思い知った年でした。


シンクタンクエコノミストたちの多くは
景気が上向きになるのは09年の後半になると見込んでいるようで、
その後も世界経済はここ数年のような成長率は望めないと言われています。


また、国内に目を移しても政府の景気対策についてまだ不安が残ります。
内閣の支持率は2割程度まで落ち、今年は本当に政権交代があるかもしれない。


そうした中で、先進国の経済構造の変化と効率化の進展は拍車がかかるし、
新興国への期待はさらに高まることでしょう。


一方で、消費者心理はより防衛・保全へと傾いています。


インターネットによる情報のフラット化は一般的になり、
企業はこれまでのように(漫然とは)モノを売りにくくなっています。
2009年は消費者主権がより強くなる年になるのではないかと考えています。


企業のマーケティング活動もそれにアジャストさせていかなくてはなりません。


どうぞ今年もよろしくお願いいたします。