広告ネットワークへの動き

広告枠のネットワーク化と、プラットフォームの整備はインターネット広告を中心として
現在ホットですが、いくつかそれを匂わすニュース。


ニワンゴは、「ニコニコ動画(夏)」の広告の一部を、mixi」と同一サイズに変更することを発表。連携している2つのサービス間での広告出稿の利便性を図るのがねらいのようだ。



ニコニコ動画」は、「mixi」とニコニコ動画の外部プレーヤー提供で連携しており、今回の仕様変更は、広告出稿者の利便性の向上を目的に行われる。 mixiと同じ仕様に変更されるのは、ローテーションバナー(468×60 ピクセル)とブランディングバナー(224×224 ピクセル)の2つ。該当の広告枠の販売は10月掲載分から開始する。


MarkeZine, 2008年8月29日.

枠のスペックを統一規格にすることで、一括配信を可能(容易)にするという動きとも見られます。
サービス内容は違えど両媒体とも有力なCGMですから、横断的出稿が可能になるネットワークは強い。

  • 米ニューズ社の日本での動き。


米ニューズなど、BS参入を計画
米メディア大手のニューズ・コーポレーションは日本国内でのBS放送事業に参入する計画を明らかにした。9月にも日本法人が免許取得の受け皿となる全額出資子会社を新設し、2011年からニュース番組などを展開する計画だ。米ウォルト・ディズニーも参入を検討しており、有力なコンテンツを持つ外資大手の相次ぐ参入で、デジタル放送市場の競争が激化しそうだ。
BS放送は11年7月に放送デジタル化が完了するのにあわせ、現行の計十チャンネルに加え10―20チャンネル程度追加される。総務省は09年春にチャンネル開設申請を受け付ける。
ニューズ日本法人のニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン(東京)はBS放送事業の100%子会社を設立、参入に向けた具体的な準備に入る。有料放送にするのか、広告収入による無料放送にするかなどの詳細は今後詰める。


日本経済新聞, 2008年8月29日朝刊.

これが、9月から日本でのアドネットワーク事業に後発参入するという動きと連動しているとすると
非常に興味深いです。


via MarkeZine
関連リンク:「CATV」(Media Marketing Times)