Twitter for a day (Jul. 25, 2011)

  • 00:15  「戦場で叩きにたたいて秦人に敗北感を徹底させる以外にかれらの抵抗心をうばう方法がないと張良は見ていた」(司馬遼太郎項羽と劉邦』)
  • 00:19  「この関中の戦場における張良ほど、非戦闘員に対しては慰撫を、軍人に対しては打撃をという両面を徹底的に使いわけた軍略家はいなかった。この方法が、後世の範になった。後世、この大陸で革命を成功させようとする多くの者が、この方法をとった」(司馬遼太郎項羽と劉邦』)
  • 14:39  「『猜疑心』と、陳平はいった。かれの工作は項羽のこの強烈な酸性の部分にむかってひとすじに集中されているのである」(司馬遼太郎項羽と劉邦』)
  • 19:52  項羽は武においてたれよりもすぐれていたこと、性格や価値判断において黒白が鮮明すぎたるために、ひとびとは項羽に畏伏するのみで、その言葉にさからわなくなっていた。楚軍のみごとな統制の一面、病的な欠陥があらわれはじめていた」(司馬遼太郎項羽と劉邦』)
  • 19:59  劉邦はこの追いつめられた状況のなかで、窮した者のみが持ちうる飛躍をした。防禦は城、という観念からとびこえて、いっそ食糧庫を抱きかかえて防戦しようと思った」(司馬遼太郎項羽と劉邦』)

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