ダンシングクロック
先程のエントリでPerfumeの新曲について書いたので、ついでに。
シングル発売の当日限定で、スペースシャワーTVでオンエアされたそうです。
うまいプロモーションだと思います。はやりの「ゲリラ」的でもあり。
もちろんこれは、UNIQLOの有名な「UNIQLOCK」(リンク)が元ネタですが、
「パクリ」というネガティブな印象よりも、「鮮やかだ」と感じられるのは、
Perfumeと「時計=機械」という組み合わせは親和性が高いからだと思います。
以前に別のところで下のようなことを書いたことがありますが、
「身体性」と「機械性」の調和と違和といった問題をPerfumeは、
というよりはテクノポップというもの自体が内包しているのではないかと思います。
いわゆる「テクノポップ」の身体性を排除しようとしているゆえにむしろ身体性が際立っているようなさま
身体性について、稚拙ながら考えているのですが、多分Perfumeの踊りで際立つのは「不自由さ」のような気がします。(略)
そのダンスはテクノポップに合わせてチューニングされているのですが、その動きは「人間の動きを擬したロボット」を擬したようで、つまりそこで際立つのはどこまで突き詰めてもデジタルになりきれない「不自由さ」のような気がします。
(追記 2008年7月23日)
YouTubeの動画が削除されてしまっていたので代わりにニコ動を埋め込み。